虹の下で愛を誓い合えたら
今年もご縁がありまして、NLGRに参加させていただきました。
NLGRというのは
「Nagoya Lesbian & Gay Revolution」の頭文字をとったものであり、
セクシャルマイノリティ向けの無料HIV検査会&HIV感染予防啓発イベントです。
毎回開催が危ぶまれているそうですが、
今年も無事に栄のとある公園で開催されました。
はじめてお邪魔したのが、2年前。
今でこそマツコDX氏などのご活躍で身近な存在となった彼らですが、
当時は都市伝説だと(失礼ながら)思っていたので
セクシャルマイノリティ向けのイベントが近所にあったことに衝撃でした。
そして今回もありました、同性愛者の結婚式。
今年は気合を入れて最初から見ていたのですが、
もう涙腺崩壊で号泣寸前でした。
かつての偏見あふれる時代とは変わったものの、
未だに残るさまざまな苦難を乗り越えなくてはいけない彼ら。
今回は性同一性障害の方もいらっしゃったのですが、
性同一性障害であること、同性と結婚式を挙げることを
母親に認めてもらうのにすごく苦労したのだとか。
そんなエピソードの直後に、手紙にこめたお互いへの想いを読みあい、
牧師さんを中心に集まった大勢の老若男女が二人の誓いの証人となる。
もう涙腺崩壊で号泣寸前でした。
会場は教会のような派手なものではなく、
言ってしまえば運動会のテントのような質素なもの。
でもそのホームメイド感あふれる素朴さが、
「マイノリティー」とカテゴライズされた人たちが
手を取り合って生まれたイベントである証拠なのだろうなと感じました。
もう涙腺崩壊で号泣寸前でした。
最後は色トリドリの風船を会場にいる全員で空へ放ちました。
MCによると、セクシュアリティを含めて人にはさまざまな個性が存在していて、
それを社会が受け入れて、初めて皆がハッピーになれるのではないかと。
そんな想いを、たくさんの色が共存している「虹」に重ねて、
たくさんの色の風船を用意したらしいです。
もう涙腺崩壊は止まってましたが、応援したい気持ちでイッパイでした。
あ!
今回挙式をあげた方々、お幸せに♪
うっちでした。