“WAR IS A DRUG”
うっち
アカデミー賞受賞で騒がれている、
イラク戦争での米兵爆発物処理班を描いた戦争映画
「ハート・ロッカー」を観ました。
爆破テロ事件が報道されていますが、
実はその数倍もの事件を未然に防いでいるのが爆発物処理班。
いつ爆発するか判らない爆発物を最悪の場合は手で処理するため、
死亡率は他の兵士の5倍以上だと言われているそうです。
そんな爆発物処理班に所属している3人の
任期が終了するまでの38日間をもとに、
死と隣り合わせな状況に放り込まれた兵士の心情を
リアルに描いています。
あまりのリアルさに、
途中からドキュメンタリーを観ているような錯覚に陥ります。
実際に、劇中で見せられる風景や出来事は、
世界の裏側で起きているもの。
アメリカのイラクへの部隊派遣を批判するのは簡単ですが、
実は彼らにより救われている命があること、
実は彼らも苦しんでいることを知らない人も多いのではないでしょうか?
オススメです。
【ハート・ロッカー】
http://hurtlocker.jp/