ミニチュア化
Hagi
みなさんは「Tilt Shift」という写真をご存知でしょうか?
現実の風景なのに、ミニチュアっぽく見えるというアレです。
写真の上下を適度にぼかすという方法で、
なんとなくミニチュアに見えてしまうのが何とも不思議なのです。
どうやらこれは「ミニチュア(もしくはその写真)を見ているときの視界のぼやけ方に似ている」
ということから、脳が錯覚するみたいです。古くからあるトリックアートと同じで、
ダマされやすいウブな脳を使ったお遊びですね。
いろんな人がさまざまな方法でミニチュア写真を作っていますが、
フォトショなどのソフトを使わなくてもWEB上で簡単にできます。
このサイトを使って作ったのがこの写真。
わが町の公園にある、大変有名な家族の住む家の再現版です。
元々が「実物大模型」なので、ミニチュア化効果は絶大ですね。
処理前の写真を見ていただければ、その違いを実感いただけるかと。
いくつかの写真をミニチュア化してみると、
写真によって、ミニチュアに向くもの、向かないものがあります。
ミニチュアの町を見る時、人の視点は俯瞰が多いですよね。
その時と同じ、俯瞰から遠景を見下ろして撮った写真だときれいに決まります。
このミニチュアっぽく見える写真は「やってみたいなー」と思っていました。
この機能のついたデジカメが発売を聞いて、心が動かされたりしたんです。
でも調べると、出てくるものですね。