lablogBlog

  1. HOME
  2. lablog
  3. アストンマーティン シグネット

アストンマーティン シグネット

社長(旅人)

20090629-00000027-rps-ind-thum-000.jpg

朝刊に気になる記事を見つけた。アストンマーティンがトヨタ自動車と提携して、トヨタ自動車の超コンパクトカー『iQ』をOEM生産するというのだ。クルマに興味のない人にはピンとこないかもしれないけど、アストンマーティンというブランドは、1世紀近い歴史があり、手作りによる高級スポーツカーだけを生産し続ける、イギリスの名門自動車メーカー。映画好きの人には、007シリーズでジェームス・ボンドが乗る『ボンドカー』の初代のクルマと言った方がわかりやすいかもしれない。最近でも『カジノロワイヤル』や『慰めの報酬』で、アストンマーティンDBSが登場している。
ちなみに、現在日本で発売されているモデルで、最も安いアストンマーティンV8で約1,500万円。トップモデルは約3,500万円で、オプションを選べば簡単に5,000万円くらいになってしまうという代物(オプションカラーを選択するだけで簡単に40縲・0万円プラス)。フェラーリやポルシェにも負けないくらいのブランドなのだ。
で、話を戻すと、そんなブランドが今や世界一の量産ブランドに成長したトヨタ自動車と組んで、今まで手掛けたこともないような、ちっちゃいクルマを作ろうというのだから驚きなのだ。しかも、写真のとおり、小さくても堂々としたアストンマーティンの面構えをしたデザイン。これは、とってもすごいことなのだと思うけど。
最近は明るい話題の少なかった自動車業界にあって、これはとっても楽しくて大きな出来事。さらに、この話を発端になったのは、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参加していた豊田章男社長が、アストンマーティンのウルリッヒ・ベッツCEOと親交を深めたことだとか。根っからのクルマ付きで有名な豊田社長らしい、面白いクルマづくりがスタートしたような気がする。国内では、このiQのスポーティバージョンの計画も進められているそうで、こちらも期待できる。若者の車離れが進んでいるといわれるが、まだまだ楽しいクルマづくりは残されているんだよと、今回のニュースは教えてくれたような気がする。
この、新しいベイビーアストンは、白鳥のヒナを意味する『シグネット』という名前が与えられるとのこと。優雅に疾走する大人の白鳥とはひと味違い、かわいく駆け回る姿が今から待ち遠しい限りである。

Web担当者が不在の会社様は必見! 月額3,000円から御社のWeb担当になります! 詳しくはこちら

お気軽にお問い合わせください。

ミッションが明確な方も、まだまだ漠然としている方も、お気軽にご相談ください。
経験豊富な担当者がお応えします。

お問い合わせ