今は昔
こんにちは、waveのみわです。
小さい頃、私は読書が苦手でした。むしろ嫌いだなぁと思ってたくらいです。
まず文章を読むのが得意じゃなかったというのが原因です。
漫画も文章は読まずに絵だけを見て、内容を理解していたぐらいですから、
よく漫画の話についていけたなぁと今思います。
小学校の頃に、友達に読書好きな子に
「どうしてそんなに本読むの?楽しい?」って聞いた時に
「あんたが絵を描くのと同じ感覚だよ」と言われて、なるほど好きなんだと理解しました。
相手の立場になった時にいかに納得できるかを考えたわかりやすい答えをくれたと
今でも印象に残っている言葉です。
こんな私ですが、中学になって親戚のおばあちゃんに
「有名な本は有名になるだけの理由があるから読みなさい」と言われ、
その時ブームだった「世界の中心で、愛を叫ぶ」を読み始めました。
それで、まぁ〜私に新しい扉が開いてしまったなぁ〜と思います。
本を読むのが意外と面白いことに気づいたのです。
高校の時には、友達から文庫本を貸し借りして読むこともしました。
高校の時は伊坂幸太郎の本を読みまくっていました。
そんな読書ですが、一応今でも続いてます。
通勤の電車の中で読むことがあります。
今回読み終わったのが、こちらの本です。
かなり読みやすい本だったと思います。
細かく章が分かれていますし、おバカな私でもわかるように難しいことは書かれてませんし、
ちゃんとこれはこうだと説明してくれます。
戦国の性と愛ってどんなこと書いてあるんだよ?ってことですが、
遊女のことや衆道、性病、日本と海外での性に関する認識の違い、乱れていた性に対しての決まり、不倫に対する対応などなど
ほんと性と愛について満載の内容でした(笑)
最初の方でよく取り上げられていたのが、「日本と海外の性に関する認識の違い」です。
海外から来た宣教師が残した資料から日本ってこんななんだなぁって教えてくれました。
読んでいてなんとなくですが、この書かれてる渡邊さんは今と違って!と言ってますが、
個人的にはそんな変わらない気もしないでもないなぁと感じたりしました。
特に女性の処女に対する印象とか。
他に、この本で印象的だったのが、不倫現場を見つけたら刀で斬りかかっても罪にとらわれないってとこが
穏やかじゃないねぇ?!ってなりました(笑)
でも、この穏やかないことが多発したんで、やめようねって決まりが作られたとかで、
ほんと刀が普通に持てた頃って殺伐としてるなぁと思いました。
全体的に本当に面白い本でした。
ぜひ興味惹かれた方はどうぞ。
「性と愛の戦国史」